会社概要

社長ごあいさつ


2022年度は、新型コロナウイルス感染症も年度後半から落ち着き始め、行動制限やマスク着用緩和なども進み、一気にとはならずとも、街にはコロナ禍以前の賑わいや行事が徐々に戻りつつあることを実感できるようになってきました。当社も克服すべき経営課題にコロナ禍前の業績回帰を掲げて取組みましたが、需要の高まりは想定を上回り、自動車用半導体、高周波半導体、情報通信事業など骨格事業は軒並み回復に向かい、当初目標を達成することができました。また、並行して開発や設備投資も順調に進めることができました。一方、前年度から長引く部材調達難は解消せず、一時から比べると若干の緩和傾向にあるものの、国内主要半導体、外資系半導体の多くは依然として厳しい状況は続き、生産を待機する製品も多いのも事実です。多岐にわたる調達手段を適宜に選択、または組み合わせ、お客様の要求にお応えするよう取組みましたが、100%満足のゆく結果は得られず、お客様の後方支援を頂戴しながら調達に取組みました。ご支援に対し改めて深く御礼を申し上げますとともに、残念ながらご迷惑をおかけしましたお客様には深くお詫びを申し上げます。尚、部材調達問題は完全解消を目標に総力を挙げて取り組んで参りますので、引き続き、ご支援とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
さて、2023年度は、当社グループ3か年中期経営計画「Vision2023」の最終年度です。この3年間の歩みが評価され、そして次期中期計画の試金石となる重要な年度となります。確かに、我々経営を取り巻く環境は、国際情勢を受けて原材料の高騰やエネルギー問題など、いずれも不確実性を高める要素が多分に存在している状況にあります。しかし、一つひとつの課題や問題に真摯に向き合いながら全力を尽くし、ミヨシ電子グループ各社の強みを生かして打破していきたいと思います。そして「お役に立てる企業体」、「愛される企業体」を目指して参ります。

2023年4月

ミヨシ電子株式会社

代表取締役社長 前川泰久

社是

技術報国


gijyutsuhokoku

企業理念

ミヨシ電子株式会社は常に新たな技術に挑戦し、新しい価値を創造して社会に貢献するとともに会社の発展と社員一人ひとりの幸せを築きます。

経営方針

  • <相互信頼>

    社会・顧客・株主・社員・取引先等との高い信頼関係を確立します。

  • <品質経営>

    最良の製品・サービス、最高の品質の提供を目指します。

  • <技術革新>

    研究開発・技術革新を推進し、新たな価値を創造します。

  • <社会貢献>

    地域との協調を図り、社会の発展に貢献します。

  • <遵法精神>

    すべての企業活動において規範を遵守します。

  • <環境保全>

    自然を尊び、地球環境の保全と向上に努めます。

  • <成長発展>

    適正な利潤を確保し、企業発展の基盤の構築と国際企業化を目指します。