小学生向けイベント「あつまれ!未来のエンジニア!」を初開催しました!

2025年8月8日(金)にミヨシ電子広島事業所にて「あつまれ!未来のエンジニア!」を開催しました。
広島県三次市に住む小学校高学年の約30名を招待し、子どもたちに「モノづくり」の楽しさや
理科、科学の楽しさを知ってもらいたいと企画しました。

まず初めに、社長の前川が参加してくれた子どもたちにお礼を述べ、ラジオの発明者についお話をしました。
「無線」による通信技術を確立した発明家のグリエルモ・マルコーニと、世界で初めて無線での音声放送に成功したレジナルド・フェッセンデンについて紹介した後、積極的に学んで、楽しい一日にしてくださいと挨拶しました。

次に、ミヨシ電子についてクイズ形式の問題を通して、子どもたちは耳を傾け、正解と思う答えに対し元気に挙手してくれました。
ミヨシ電子の歴史や、国内の拠点、無線機の能力や、子会社であるシナジーテクニカの保有する技術などに興味を示してもらう絶好の機会となりました。
次にシナジーテクニカの工場見学を行いました。
半導体を製造している工場や、幾種類もの材料を保管している立体倉庫、クリーンルームの様子を見学しました。子供たちは熱心に説明を聞きながら、積極的に質問をしてくれました。
「半導体を作っている機械の上で光っているランプの意味はなんですか?」とか、
「倉庫で保管している材料は食べ物と同じように消費期限がありますか」など、
工場を自らの目で見たことで、どうして?なぜ?と疑問を抱き、半導体工場について学習してもらう良い機会となりました。

社員食堂で昼食を挟んだ後、次は電波について説明しました。
糸電話が音を伝える仕組みや、電池の電力と磁石の磁力でコイルが動く様子を実物で紹介しながら、ラジオが電波を受信して音を出す仕組みについて紹介しました。
少し難しい説明も、実物を前にして子どもたちは興味津々!コイルが大きく振れると「おぉ~っ!」と歓声が上がりました。
最後はいよいよ、子どもたちお待ちかねのラジオ工作を行いました。
子どもたちは説明をよく聞き、小さな部品を丁寧に基板に取り付けていました。その真剣な姿勢はまさに「未来のエンジニア」!とても頼もしく感じました。組み立てたラジオに電池を入れて、いよいよスイッチオン!
本当にラジオ放送の音が鳴って、みんなとても嬉しそうでした。自分で組み立てたラジオに思い思いの色を塗ったり、絵をかいたりして完成です!

参加した子どもたちにとって、このイベントがモノづくりや理科や科学をより好きになるきっかけになれば嬉しく思います。
これからもミヨシ電子ではこのような活動を通して、こどもたちに理科や科学をより身近に感じてもらい、
「未来のエンジニア」を育てていきます。
子 ど も た ち の 感 想 (一部抜粋)
地球の反対まで無線機がつながることを聞いておどろいた。
工場見学やラジオ作りがとても楽しかったです。
一個一個ていねいに教えてもらってわかりやすかったです!
ありがとうございました。
工場見学やラジオ作成などをしました。
一番楽しかったのはラジオを作ったことです。
災害時のときは、絶対つかいたいです。
ミヨシ電子でどんなことをしているかよくわかった。
とても楽しかったです。
ラジオをつくるのが楽しかったです。
そして電波などについて知ることができました。
思っていたよりももっと小さいものが多く、「こんな小さなものなのにはたらきが大きいな」と思った。
工場見学の説明がわかりやすかったです。
今まで全然知らなかったミヨシ電子のことがわかった。
こんな会社が三次にあることを知った。
ラジオをつくるのが一番楽しかった。
今まで全然知らなかった電波のことやラジオのことを知り、
今度からもラジオをつかってみたいです。
今日は工場見学や昼ごはんなどありがとうございました。
ラジオはむずかしかったです。
はじめは「はこのラジオなんてなるのかな」と思ったけど
ほんとうになったのがおもしろかったです。また来たいです。